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Ballymeanoch
STONE ROWS, CUP-AND-RING MARKINGS
Strathclyde, Argyll & Bute
NR 833 964

P.1  P.2  P.3

4本の立石のグループの左から二番目の石にはCup and Ring マークが彫られている。カップ&リングマークは月の運行と関連が深いという説がある。この遺跡も、石の列の示す先、北北西方向は18・6年に一度、メジャー・スタンドスティル(152頁)の真冬の満月が最も北に沈む方向を、反対側の南南東は冬至の日の出の方角を示しており、この遺跡そのものが月信仰に関わる、さらには運行を観測するための施設だったと考える人も多い。周囲には数多くの墓の跡があり、人骨も発掘されている。