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Structure II
Calakmul, Campeche
Mexico
2007

巨大な神殿である、建造物2。基壇の底面の一辺は120メートル、高さ45メートルもある。下からは最上部は見えない。
最も古い最上部の部分は先古典期につくられたもので、古典期に増築を繰り返してこのような巨大な姿になった。
上部の2Bと呼ばれる部分からは王の墓が発見された。織物とジャガーの皮に包まれ、ヒスイの仮面、様々な装身具、彩色土器など豊かな副葬品が数多くみつかっている。
土器の碑文から、埋葬されているのはイチャーク・カックと呼ばれる、686年に即位し、695年にはティカルに進軍、敗北した。
これによってカラクムルの繁栄は終焉へと向かう。