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Frieze of Substructure 1-A
Balamku, Campeche
Mexico
2007

彫刻の全体像(もう少し右側に続いているが)。二つ(元は四つ)の王の姿が、地面からせり上がるようにして描かれているのがわかる。
地下世界はマヤの世界観では冥界であると同時に一種の常世であり、ピラミッドは山、ピラミッドの中の通路は地下世界への入り口とされていた。
このモチーフは地下世界から現世の統治者である王が、地下世界の神聖な力を体現する形で地上に現れていることを示しているという。